壁は思ったより高かったです。

> これは想像ですがIR towerの存在を確認するときのRTSをOn/Offする処理が短く、IrDA側の処理が追いついてないようです。
これを確認するために、COMポートのRTS->CTSをループバックするプログラムを作り。そして、二つのCOMポートをクロスケーブルで接続し一端のCOMポートにはこのプログラムをもう一端のCOMポートにはRCXccを動作させ、RCXccからIR towerが存在するようにみえることを確認しました。そして同じことをIrDA(115.2Kbps)で接続したPC間で行ったところやはりIR towerはないように見えるようです。

ん〜、よもやこんな結果になるとは...

> IrDA-IR Adapterの近況報告です。
> とりあえずIrDAのプロトコルを何となく理解できるようにはなりました。(^^;

すばやいですねー。
私はもっと素早くって、規格書を見たとたんに理解を断念しました (^o^)

> 次のステップとして、PC2でループバックしている部分にIR towerを接続してRCXと通信できることを確認しようと思ってます。

そして最終段階では、PC2とIR towerの部分を一体専用ハードウエアとして、
製作するんでしたよね（わくわく）
どの程度の規模になるんでしょうか？

> そして最終段階では、PC2とIR towerの部分を一体専用ハードウエアとして、製作するんでしたよね（わくわく）
そうです。それを適当なケースに入れて、PCのIrDAポートの横に置いて使うことを想定してます。

> どの程度の規模になるんでしょうか？
AT90S4414あたりを使えばAVRでも作れるとは思いますが、ちょうど手元に秋月のH8ボードがあるので、今回はこれを使って作ろうかなと思ってます。(H8用のCも持っているので)主な部品としては、秋月のH8ボード、赤外線受光モジュール、赤外線LED×2、IrDAモジュール、電池を考えてます。

みなさんこんにちは、ななしのです。

自分が入手した(持っていた)IrDAの資料についてまとめてみました。
・http://www.irda.org/(IrDA Association)仕様書(英文)
・@NIFTYのFIRDA(IRDAフォーラム)データライブラリにある仕様書(日本語訳)
・インタフェース1995/8,10,11,12月号連載「赤外線データ通信技術とIrDA標準規格」
・赤外線通信技術(トリケップス叢書)

いろいろ資料を読んでみると結構複雑なプロトコルってことが分かりました。
IrCOMMまで実装するにはそれなりにリソースが必要そうなのでいきなりマイコンに実装するのはあきらめ、先ずはPC上でプログラミングしてみようと思ってます。

> いま「IrDAポート接続(?)のIR Towerモドキ」に挑戦してます。

すごいことになってきましたね。

> IrDAのプロトコルを理解するのによい参考書があったら教えてください。m(__)m

この分野は全くの素人なんですが、http://www.pluto.dti.ne.jp/~thiguchi/ir/
http://www.irda.org/
のリソースなどはもうとっくに活用されてますよね。

> すごいことになってきましたね。
(自分が欲しいのに)ないものは作ってしまえ精神です。(^^)

> http://www.irda.org/
IrDAサイトから仕様書は既にGetしてました。しかし読んでみてもどうもピンとこないんで(自分の英語の読解能力が低いせいなんですが...(^^;)参考資料をいろいろ集めてます。

ななしのさん、はじめまして。いしかわと申します。
Emotion Unit でのご活躍、拝見しております。

> いま「IrDAポート接続(?)のIR Towerモドキ」に挑戦してます。

やった〜！
これが実現すると、世界中の人が喜びますよね。
実は私も何回かチャレンジして、毎回玉砕しています。(^^;

私は Win 上での実装の前に、IrDA-SIR モードで生シリアルデータを
出力する方式を DOS 上で試しております。
38KHz の搬送波を作るために、38400bps で
101010.. と擬似的に見えるように
パリティやスタートビットを調整してデータを決定し
出力させています。

IrDA-SIR を使ったリモコンソフトのソースを見ても、
同じような方式をとっているので、方向性としては
間違っていないのになあ....と思っています。

ただ機種を選びますが、上記リモコンソフトが動いているので、
必ずや RCX との通信は行なえるであろう！と確信しています。

> IrDAのプロトコルを理解するのによい参考書があったら教えてください。m(__)m

私も知りたいです。
トラ技、電子技術、エレクトロニクスといった雑誌の
特集号を見たり、あとはソフトバンクから出ていた
赤外線通信プログラミングガイドを参考にしています。

いま会社の研修で週末まで家に帰れないのですが、
帰りましたら私の知っている情報を全て
ななしのさんにお伝えいたします。
(ってたいした情報は持っていないのですが)

ぜひこのプロジェクトを実現して、
IR-Tower 無しで RCX と通信を行ないたいですね！

いしかわさん、はじめまして。

いしかわさんがチャレンジしたのは、IrDAポートでのIR Towerエミュレーション(と言うのかな？)なんですね。
私も最初はそれを考えたんですが、今回やろうとしているのは、IrDA接続のIR Towerを作るってことなので電子工作が必要になってしまいます。
だから完成しても喜んでくれる人がどのくらいいるかちょっと心配ですね。(まあ自分が欲しくてやってるんですが...(^^;)

イメージはこんなかんじです。
notePC IrDA-IR Adapter RCX
------IrDA--- IR ---
| ■→■ ■ → ■　|
| ■←■ ■ ← ■　|
------ --- ---
^^^^この間は密着させる

今のところ、IrDAを送受信する物理層(IrPHY)部分がうごいてます。

> あとはソフトバンクから出ていた赤外線通信プログラミングガイド
この本、探したんですがもう売ってないんですよね〜
で、ちょっと高めですが↓の書籍を購入しようと思ってます。
http://www.catnet.ne.jp/triceps/tr/tr021.htm

> 帰りましたら私の知っている情報を全て
> ななしのさんにお伝えいたします。
ありがとうございます。こういった情報(知識)の共用化が可能なのがインターネットの醍醐味ですよね。(ちょっと大げさかな)

ななしのさん、こんにちは。いしかわです。

> 私も最初はそれを考えたんですが、今回やろうとしているのは、IrDA接続のIR Towerを作るってことなので電子工作が必要になってしまいます。

なるほど。ちょっと勘違いしておりました。
これが完成すれば、シリアルポートコネクタを持たない薄型 NOTE PC でも
簡単に RCX と通信できるようになりますね。

> この本、探したんですがもう売ってないんですよね〜

絶版になっていて、私も色々探したのですが見つかりませんでした。
私は富士通の蔵書を閲覧して読みました。

> で、ちょっと高めですが↓の書籍を購入しようと思ってます。

この本は知りませんでした。ありがとうございます。
どこかで閲覧できないか探してみます。

ではでは。

> これが完成すれば、シリアルポートコネクタを持たない薄型 NOTE PC でも
> 簡単に RCX と通信できるようになりますね。
私が持っているノートPCがシリアルもUSBも本体になく、コネクタBOXなるものを付けないとないんで、それで作ろうと思い立ったんです。

> この本は知りませんでした。ありがとうございます。
> どこかで閲覧できないか探してみます。
この本があるかどうかはまだ確認してませんが「トリケップス叢書シリーズ」は、秋葉原の書泉ブックタワーにあります。(このシリーズの別の本をここで買ったことがあるので)

みなさんこんにちは、ななしのです。

いま「IrDAポート接続(?)のIR Towerモドキ」に挑戦してます。
しかし、いろいろ壁にぶちあたって前に進んでません。(^^;

IrDAのCOMポートをターミナルソフトなどで直にたたくと、RAWデータがそのままIrDAポートから出力されていたので、そのデータを受けてIR出力すればすぐできるかなと思ってました。(もちろん送受信ともに)
が、MindStormsのソフト(NQC,RcxCCなど)はCOMポートのRTS/CTS信号をみてIR Towerの存在を確認しているのでそのままじゃダメってことに気づきました。(T_T)

けどここであきらめるのも悔しいのでIrDA関連を調べたら、IrCOMM(9-Wire)ってプロトコルを実装すればCOMポートの制御信号(RTS/CTS)もコントロールできることがわかったので、いまはプロトコルの勉強中です。
しかし、IrCOMMの下位プロトコルには、Tiny TP,IrLMP,IrLAPがあるので果たして完成するのか...まあ気長にやって行こうと思ってます。

IrDAのプロトコルを理解するのによい参考書があったら教えてください。m(__)m

みなさんこんにちは、ななしのです。

IrDA-IR Adapterの近況報告です。
とりあえずIrDAのプロトコルを何となく理解できるようにはなりました。(^^;

PCを2台使って、PC1にはMS-IrDAドライバ、PC2にはプロトコル部分を実装、PC1のアプリから送信したデータ/制御線をPC2がループバック(RD->TD,RTS->CTS)することに成功しました。

次のステップとして、PC2でループバックしている部分にIR towerを接続してRCXと通信できることを確認しようと思ってます。

壁にぶつかってしまいました。

今の段階でもRTS->CTSのループバックには成功しているので、PC1側でRCXccを動作させればIR towerがつながっているように見せかけられると思いましたが「Cannot find RCX....」のダイアログが出ず、いきなり「No connection to the robot...」のダイアログが出るのでどうもうまくいってないようです。
これは想像ですがIR towerの存在を確認するときのRTSをOn/Offする処理が短く、IrDA側の処理が追いついてないようです。かといって前もってCTSをOnにしてあってもダメなんですよね。(う〜ん困った)

> これは想像ですがIR towerの存在を確認するときのRTSをOn/Offする処理が短く、IrDA側の処理が追いついてないようです。かといって前もってCTSをOnにしてあってもダメなんですよね。(う〜ん困った)

惜しいですねー。いい線まで行ったのに...
RTS ONを検知したらその後は、決め打ちでCTS(の仮想応答)をシーケンス制御するというような、ふざけた方法でも逃げられませんよね (;_;)
普通のModemでは応答しないような速度でON/OFFして、IR Towerを識別していたんですね。

かくなる上は、USB IR Towerを先行自作するとか(やっぱ無駄だよなあ）
Sound Cardを擬似COM Portに変身させる仮想ドライバーとか（なんじゃそれ）

> 惜しいですねー。いい線まで行ったのに...
ちょっと悔しいです。前もっていろいろ事前調査を行うべきでした。

で、定量的な確認をしてみました。

|<-------->| 20〜25ms
RTS _______|~~~~~~~~~~|_____________________
CTS _______________|~~~~~~~~~~|_____________
|<----->|20ms以上のディレイでIR tower認識せず

結局、RcxCCなどのソフトはRTSを20〜25ms間onにしてIR towerの確認を
行っているようです。そして、CTS側の遅れが20ms以上になるとIR tower
を認識しなくなりました。
ここでIrDA側を考えた場合、IrDAの物理層は半二重で送信権を相手に
渡しながら通信します。その送信権を相手に渡すまでの時間が最大で
500ms(最小50ms)許しているので、20ms以内の遅れでCTSを返すのは
規格上無理な気がします。(;_;)

ななしの さんへ
そこまで分かってしまうところが凄いです。
IR-Towerの確認をするのに、意外にシビア（といえるか分からないのですが）な判断基準なんですね。

Spirit.ocx などに、パッチを入れることが簡単に出来たらいいのになーと ふと思ってしまいました。