WinVLL

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はじめに

このプログラムは、レゴマインドストームス(LEGO MINDSTORMS)シリーズのDDKやDSDKにはいっているマイクロスカウト(Micro SCOUT)をコンピュータとつないで、プログラムするための道具です。

このプログラムを使うには、マイクロスカウトとWindows95/98/Me/2000を使えるパソコンのほか、つぎのどちらかのハードウエア/ソフトウエアが必要です。

  1. RIS2.0についてくるUSB LEGO 赤外線タワーと光ファイバーがあり、パソコンにRIS2.0のソフトがインストールされている。
  2. http://www.line.to/mac/MindStorms/vll で説明したVLLプローブv1またはv2と、サウンド機能がついたパソコン。

両方はいりません。どちらか片方で使えます。

さらに、2002年12月にLEGOからSDK 2.5が無償公開されました。これを使えば、RIS2.0がなくGO USB Towerg? 1.とほぼ同様の手順で、使用可能になりました。詳しくは、別ページで説明します。

VLLプローブの作り方は別ページにさらに詳しい説明を追加しましたので、電子工作が得意でない方も是非挑戦してみてください。

このプログラムは私が作ったもので、レゴ社とは一切関係ありません。VLLの駆動部分は、ななしのさんが作られたvll.cを改造して使っています。

このプログラムの仕様は、小さい子供でも一人で操作できるようにできるだけ簡単にしました。ただ、はじめの準備は、ちょっと難しいので、わかる人がてつだってあげてください。


操作方法1

RIS2.0についてくるUSB LEGO 赤外線タワーと光ファイバーがあり、パソコンにRIS2.0のソフトがインストールされている場合。

  1. プログラムを起動する前にWindowsの「コントロールパネル」のなかにある「LEGO USBタワー」の操作プログラムで、「既定の通信モード」を必ずVLLに切り替えてください。
  2. 1この操作は、v2.1b以降では自動的に行われるようになったので不要です。
  3. その後このプログラムを起動します。
  4. LEGO USBタワーとマイクロスカウトを光ファイバーでつないでください。
  5. マイクロスカウトの電源を入れ、SELECTボタンを押してLCDに「P」が表示されるようにします。
  6. 各ボタンを押すと、対応するVLLコードが発射されます。
  7. 「いますぐ」と書かれたもの以外は、いったんマイクロスカウトのメモリーにたくわえられ、RUNが押されると順に実行されます。 記憶できるのは16ステップ以内です。(おでんさんの情報より)
  8. ですので、まず、「プログラムをけす」を押して空にしてから、やらせたいボタンを順に押し、最後に光ファイバーをはずしてから「RUN」ボタンを押せば良いのです。
  9. いったんたくわえたプログラムは、電源を切っても、電池が入っていれば記憶されていますから、「RUN」ボタンを押せば繰り返し実行できます。

操作方法2

VLLプローブv1またはv2と、サウンド機能がついたパソコンを使う場合。

  1. サウンドカードにつながっているスピーカーをはずし、VLLプローブをつなぎます。
  2. パソコンの音量調整は、はじめは小さめにしておきます。
  3. プログラムを起動してダイアログの中央付近にあるUSB LEGO TOWER/Sound VLLの切り替えをSound VLLにして下さい。
  4. 「おと」の「いますぐ」のうち、好きなものを押して、VLLプローブが光るのを確認します。光らなければ、音量を大きくしてください。
  5. マイクロスカウトにVLLプローブをつないでください。
  6. 後は、操作法1の5.から先と同じです。

この機能で使うサウンドファイルには、非常に大きな音が記録されています。普段使用しているボリュームで、普通のスピーカーや、ヘッドホンで再生すると耳や装置に悪い影響を与える危険があります。音量を十分下げてあれば、大丈夫ですが、不用意に再生しないようご注意下さい。また、一部のパソコンでは音量が非常に小さく、VLLプローブを点灯できない事があります。この場合でも、ラジカセや、ステレオコンポの外部入力にサウンドカード出力を接続し、増幅すれば、使用できるはずです。


Download

最新版v2.1bはここからLHA 圧縮のものZIP圧縮のものがDownloadできます。圧縮してあるのでダウンロードしlhasaなどの解凍ソフトで展開し、適当な場所においてください。解凍したホルダーには、プログラムと*.wavファイルが含まれます。

この状態でwinvll.exeを起動すると「英語版」として動作します。解凍したフォルダーには、Japan-kana, Japan-kanji, Englishなどのサブフォルダーができ、それぞれにWinvll.iniと言うファイルが入っています。これをWindowsのINIが有効になるフォルダー(通常ではC:\WINDOWS)にコピーすると、各ボタンなどの表示をカスティマイズできます。

また、LEGO MindStormsの普及に役立てばと、Vector.co.jpにもMirrorしていただきました。

このプログラムは、自由に改変したり再配布したり、リバースエンジニアリングしたりできます。ソースコードがほしい方は、下記よりDownloadしてください。GPL2をライセンス条件とします。

Version1.01
Version2.2

このプログラムは、有効な動作をするように作ったもので、故意に障害を発生するようなコードを入れていないことをお約束しますが、このプログラムを動かしたことで生じた結果について私及び配布にかかわった人は一切の損害賠償責任を負いません。


多国語対応実験

現在最新版は、v2.1aとなり多国語対応の実験をしています。すでに世界の大勢の方のご協力で、たくさんの言語用のWinvll.iniを提供していただきました。心より感謝します。

まだリストに載っていない他の言語でINIを作り実験できる方がいらっしゃいましたら、是非ご協力下さい。

お送りいただくのは、gif画面イメージとIni fileをお願いします。私は日本語版のWindowsしかもっていないので、いただいた他言語のファイルを再編集する事ができません。ですので、お送りいただく時はそのまま使える形のファイルを添付してください。いただいたものは、アーカイブに含めて順次増やして配布していきたいと思います。

画像 言語 提供者
スペイン語 Koldo Olaskoaga
バスク語 Koldo Olaskoaga
フランス語 Marc Klein
No Image デンマーク語 Thomas Christiansen
オランダ語 Michiel Helsloot
No Image イタリア語 Stefano Maffulli
ドイツ語 Rainer Balzerowski
日本語

(かな)

日本語

(漢字かな混じり文)

English

来歴

date Ver. Comment
2001/05/02 1.0 初回リリース
2001/05/04 1.01 レイアウト変更、即時モードの「おと」追加
2001/06/03 1.5 SoundVLLに対応
2001/08/12 2.1a 多国語対応実験
2001/09/01 2.1a2 音がプログラムモードとImmdiateモードでずれていた。
2003/01/27 2.1b USB Towerモードを自動設定

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最終更新日 2004年2月26日

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