6月2日の診察は形通りのものだった。MRIにはやはり、痴呆症状を起こしても不思議がない萎縮があるのは前に述べた通りで3年前から変化はないので、病的ではないが、定期的に観察したほうが良い旨。TMS前後のSPECTで前頭葉の血流増加がわずかにあったが、あまり明確ではなかった。まあ、そんなことより、退院後自覚的な体調が良い。こっちのほうが重要だろう。今のところ仕事を休んでいるが働き出したらどうなるか?これも重要な点だが、再発しないような手順で復職するのが本当なんだと思う。うまくいくだろうか?まあ、やってみるしかない。
最悪また再発してしまっても、TMSなら何回でも受けられるそうだし。
新しい職場で働きだすことにした初日、打ち合わせをしている最中から心が怯えだし震えながら帰宅した。TMSで完治したと思っていたが転職は時期尚早だった。
TMSを受ける前よりも悪い病状だ。
もう一度TMSをお願いしようと杏林大学病院を受診した。N先生に診てもらったが、TMSの再実施についてはK先生でないと決められないので6月20日に出直してほしいといわれた。
K先生に診てもらうため再び杏林大学病院に行く。答えを聞いて愕然とした。TMSの運用方針として、前に同じ治療を受けてないものに限る。つまり、何度でもTMSはできるが実際をやらないという答えだった。そういう病院の指針があるなら、6月18日に教えてほしかったし、「TMSなら何回でも受けられる」との言葉も、d語弊があると思う。
TMSをもう一度受けることができないのなら仕方ない。国立精神神経センター武蔵病院に入院し、可能ならば、m-ECTを実施してもらうことにした。
明日からまた入院するので、Web Pageは一足早く7月分に繰り上げる。
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